ハードシップ免責~再生計画8ハードシップ免責~再生計画8

ハードシップ免責~再生計画8

Q 36回払いの再生計画あと3回なのに入院してしまい再就労のめどが立ちません。何とかなりませんか。

弁護士の吉田です。

全8回に分けて再生計画にしたがった支払について解説しています。

第8回は、再生計画に従った支払残額が免除されるハードシップ免責を説明します。

 

前回報告したとおり、再生計画には変更が認められています。

しかし、計画の変更をしても返済できるめどがない場合、(1)病気失業など自分の責任でない事情で再生計画がきわめて困難になり、(2)その4分の3の支払いを終えている場合に限って、ハードシップ免責が認められます。

 

ハードシップ免責が認められると残債を払うことなく、再生計画が完了します

とはいえ、ハードシップ免責は申立の件数も認められる件数も、再生計画の変更よりもさらに少ないのが現状です。

 

裁判所は、個人再生の申立後、認可までの間に「履行可能性」についてかなり慎重に審査し、返済が可能と判断した事案に限って再生を認可することから、計画の変更や中止はごく例外にしか認められないのだと思われます。

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